うちの子低身長かも?!目安や診察、治療はどうなるの?
中学生の甥っ子が
低身長症を疑われて検査しています。


甥っ子の両親とも身長が低いので
「遺伝だろう」とみんなが思っていたけど

あまりにも身長の伸びが悪く他の子よりもずっと低いので、小児科にかかっていたのですが低身長症の可能性が高くなってきました。


もし低身長の原因が成長ホルモンの分泌だったら、ホルモン治療になるということなのですが
「うちの子背が伸びないな、どうしてだろう」と悩んでいる方も多いですよね。


単に今は背が低いけど、毎年それなりに伸びている
というのならそれほど心配はいりませんが

平均身長を下回ってしかも身長の伸びが悪い場合は
小児低身長症の疑いが出くるそうです。


低身長の目安や検査、治療などについて気になったので調べてみました。



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子供の低身長の目安は?

子供の低身長は、統計から割り出した標準値と比べて低いと判断します。
標準値との差のことを標準偏差(SD)といいますが
ここからマイナス2SD以下となった場合、低身長症の可能性が疑われます。


ちなみに低身長の目安です。

teisincyo 出典



甥っ子は、14歳になったばかりで身長は140cmほど。
かなり下回ってますね(;´Д`)


子供のSD値がどれくらいか、成長曲線を描けばすぐにわかります。
作成してくれる小児科やクリニックもありますし
自分でソフトなどをダウンロードして作成することもできます。


こちらのサイトでは、性別、身長、体重、生年月日を入力するだけで
SD値がマイナスかプラスか、すぐにわかります。
簡単SDチェック


もし、マイナス2SD以下になったり
身長の伸び方が少しすぎるな、と感じたら
念のため小児科などを受診することをおすすめします。



どんな診察や検査が行われるの?

甥っ子の場合、小児科を受診して
両親の身長や食生活、健康状態といった問診を受け
身長体重を測り、病院で成長曲線を作成してもらったそうです。


その後、先生が成長ホルモンの分泌が十分ではないのではないか、と
低身長症を疑い、頭部のCT検査をして下垂体の様子をチェック
こちらは問題なかったので、今度は成長ホルモンの分泌を調べるため
1週間入院して詳しく検査することになりました。


低身長症かどうかのおもな診察の流れは
1.成長曲線の作成

結果がマイナス2SD以下だった

2.スクリーニング検査
・血液検査
・尿検査
・甲状腺刺激ホルモン、甲状腺ホルモン、IGF-1(成長ホルモンから作られる)
性腺刺激ホルモンなどの検査
・レントゲン検査(骨年齢を調べる)

さらに検査が必要と判断

3.精密検査
成長ホルモン分泌刺激試験など。
必要であれば、成長ホルモンが出てくる脳の下垂体を調べるため
頭部のCT・MRI検査や、女子の場合染色体検査(ターナー症候群の疑い)が行われることもあります。


成長ホルモン分泌刺激試験は、成長ホルモンが分泌されているかどうかを調べるため
入院して行う場合が多いようです(成長ホルモンの分泌量は体調や時間帯に左右されるため)。

どのように行われるかというと
成長ホルモンの分泌を促す薬(インスリンやアルギニンなど)を使ったあと採血
それを何度か繰り返して、成長ホルモンがどのくらい分泌されたかを調べます。

判断基準としては、分泌された成長ホルモンの量で
一番高い数値が数値が6 ng/mlを超えるかどうかということです。

成長ホルモンの分泌が不十分と診断(成長ホルモン分泌不全)

4.成長ホルモン療法をする


ホルモン療法はどんな治療法?

成長ホルモン分泌不全症による低身長症の場合
成長ホルモンを注射して、成長を促すという治療法が一般的。

入院して注射を受けるというわけではなく
在宅で自己注射を行います。


注射の回数は週6~7日が目安。
注射の量は医師と相談して決めます。


治療費は?

ホルモン治療は長く続ける必要がありますし
気になるのは治療費ですよね。


病院で成長ホルモン分泌不全(マイナス2.5SD以下)と診断された場合
小児慢性特定疾患となり、公費負担で治療を受けることができ
年に1度の治療申請手続きが必要になります。


では、成長ホルモン分泌不全の基準を満たさない場合はどうなるのでしょうか。

マイナス2~2.5DSとなった場合でも
高額医療といって、1ヶ月の医療負担額が超えた場合
超過分が戻ってくる制度を利用して治療を受けることができます。

また、子供の場合、医療費の助成制度を設けている地方自治体もありますので
治療に備えて一度市役所のこども課などに相談してみるといいでしょう。


甥っ子の場合も
成長ホルモン分泌不全だったら治療費の負担額は少ないが
そうでなければ200万近くかかる、と言われ、慌てて調べてみましたが

高額医療や助成制度があるときいて、ホッとしましたε-(´∀`*)ホッ


ホルモン治療は、骨が固まって成長が止まる17歳ころまでが有効と言われています。
治療を始めてから1年ほどして効果が出てくるということですが
これもまた個人差があるので、治療はできるだけ早ければ早いほどいいです。


子どもはそのままにしても背は伸びる、なんて思っていましたが
何かの原因で成長期に身長が伸びなくなってしまうこともあるんですね。


ホルモン治療は3歳ころから始められるということなので
何気なく測っている身長と体重ですが
毎回成長曲線と照らしあわせてちゃんと成長しているかどうか
チェックするのは大事だと思います。